*風 Fu'u*はアジアン&エスニックな生活雑貨・おしゃれ雑貨・手芸雑貨をお届けします。


インドネシア・バリ島に通うようになってはや10年。
そんな店主の旅日記というか、思い出話です。
よろしければお付き合いくださいませ。

インドネシアのお話 VOL.11


前回のジャカルタからジョグジャへの旅のつづき。
無事に空港で荷物を受け取り、ジョグジャカルタの街の中心部「マリオボロ」へ。ホテルに荷物をおいて、大きな通りをうめつくす巨大なマーケットに繰り出す。

日用雑貨から伝統工芸品までありとあらゆるものが揃い、物価もバリよりずっと安いジョグジャ。
街にはカキリマ(屋台)やベチャ(人力車)が行き交い、すごい熱気!
実はジョグジャカルタが大好きな店主です(*^_^*)

ジョグジャカルタは今もクラトン(宮殿)に住むスルタン(王族)の支配下に置かれる行政自治区。インドネシアの古都として、いろんな文化や伝統を守りつつも大きく発展する街。

お目当ては、「バティック」。
ジョグジャはバティックの一大生産地のひとつ。
お店を物色しながら、ある高級バティック店で足を止める。
シルクの繊細で華やかなバティックがずらりと並び、どれも素敵!!
茶色ベースの一連模様のバティックがメインなのだけど、まるで絵画のようなバティックの生産も盛んで、一歩裏通りに入るとそこらじゅうに工房がみつけられる。

そのきれいな高級店の店員さんに、バティックを描いているところが見たいというと、近くの別の店の主人を紹介された。
そこはプリントものからトゥリス(手描き)、コットン、シルク…なんでも扱っていた。
そのお店の商品の多くは、親戚じゅうで作っているバティックらしい。
お店のご主人に話しに行くと、とりあえず工房に連れて行ってくれることに。

おじさんはバイク、私はベチャに乗りおじさんのあとを追う。
風が気持ちいい〜〜…ちょっと離れた集落に着いて、奥へと進む。
近所の人はそれぞれにバティックを洗って干している。

一番奥の小さな家に着く。おじさんの実家だそうだ。
突然行ったのに、ひとりのおばあさんがにこやかに迎えてくれた。
「どうぞ、遠慮しないで」とお茶までご馳走になる。

入って奥の部屋に、道具がいろいろと置かれている。そのむこうでは
洗いざらしのバティックが一面に干されていた。

残念なことに夕方だったため、すでに描いているところは終わったところ。
光に透けたシルクのバティック、染料のにおい、使い古されていい感じに色あせた道具たち。
描いているところが見たい〜〜〜〜!!(なんなら自分も描いてみたい〜)
イブ(お母さん)が出してくれたジンジャーティーを飲みながら、ちょっとがっかりの私に、イブが
「がっかりしないで。またいらっしゃい」って。
やさしいイブ、ありがとう〜〜

…次回へ続きます。

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■□今回のひとことバハサ・インドネシア
■■(バハサ:言語の意。ちなみに日本語はバハサ・ジュパン)

1) 遠慮しないで
 「Jangan malu-malu,silahkan(ジャンガン マルマル,シラカン)」
Jangan;相手の動作の否定
 malu-malu;恥ずかしがる
 silahkan;どうぞ

 ちなみに、人が何かしてくれようとするとき、日本ではよく
 「どうぞおかまいなく」って言いますよね。インドネシア語では
 Jangan repot-repot.(ジャンガン レポッレポッ)
 覚えておくと便利な言葉だと思います。

2) がっかりしないで
 Tidak usah kecewa.(ティダッ ウサ クチェワ)
 Tidak usah;〜しないくていい
 kecewa;がっかりする

 「がっかりする」には他に「menyesal」もありますが、後悔の念が強く、
 kecewaのほうがやや軽い感じだそうです。


※店主のインドネシア語はお友達との会話中心の口語ですので、
 くだけた表現も多くあります。
 本などの表現とは違う場合がございますがお気づきの点など
 ございましたらぜひメールをお寄せください。



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